今日は宅建業免許更新の打合せの際にご用意頂きたい書類をご説明いたします。
実際お客様の事務所(店)に訪問して打合せをするのですが、その際下記の書類をご用意頂けると打ち合わせがスムーズに行えます。
⑴前回の免許申請書副本一式
だいたい20~30ページ程度のもので5年前に免許申請した際の控えのことです。
これを見ながらうち合わせをすることで5年前との変更点があればすぐに発見でき、追加の書類が必要なのかどうか判断ができます。
また、会社さんによっては専任の方が宅建士証の有効期限の更新を怠っているケースが時々あるのですが、業務報告書や始末書を添付するかの有無が判断できます。
前回どのような写真を添付したかも重要になってきます。
レンタルオフィス証明書や理由書など特殊な書類が添付されていれば今回も同じように作成し添付する必要があります。
変更届を提出している場合は、変更届の副本もあれば併せて必要となります。
大事な書類ですので失くされたり、捨ててしまわないように注意が必要です。
どうしても見つからない場合は各行政庁に正本が保管してあるので、別途費用はかかるものの閲覧しに行くしかありません。
⑵専任宅建士の顔写真(縦4㎝×横3㎝)
駅前で等で撮影できるスピード写真で構いません。
パソコンやスマホのアプリで自撮りして証明写真を作成することもできます。
⑶専任宅建士の宅建士証のコピーの表裏
宅建士の登録をどの都道府県で受けているか、有効期限が切れてしまっていないか等ををチェックする必要があります。
また、氏名、住所、勤務先、本籍地が宅建士の登録事項ですので、これらに変更が生じている場合は、宅建免許更新申請に先立って宅建士の登録事項の変更申請をする必要があります。
⑷法人の確定申告書(直近1年分)
貸借対照表及び損益計算書は、行政庁への添付書類です。
そして上記の書類を参考にしながら、過去5年間の宅地建物取引業経歴書を作成します。
購入、売却、仲介等がどのくらいの取引価格で何件取引されていたかを具体的に記載します。
決算書の数字と合わせて、齟齬がないように作成する必要があります。
以上が宅建免許更新の打合せに必要な書類となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。